REPORT特集

【柏崎のお店紹介 vol.15】日本海石地わさび園

2023.06.30






 日本海に面した42㎞の長い海岸線が続く柏崎市。国道352号線沿い、大崎海岸からすぐのところにあるのが「日本海石地わさび園」です。





 海のすぐ近くなのにわさび園?と思われる方も多いはず。わさび、というと長野県や静岡県など、清流の流れるところで育つイメージですよね。石地わさび園では、地下を流れる豊富な天然水をポンプでくみ上げて、わさびを育てています。年間を通して14度の水温を保つミネラルたっぷりの水はわさびの栽培ハウスを潤し、園内を流れて釣り堀で泳ぐニジマスも育てているんですよ。
 園内の栽培ハウスは見学も自由。青々と茂るわさびの群生を見ると、ここが海の近くだということを忘れてしまいます。わさびは海水に弱いため、風除けやビニールハウスでしっかりと潮風から守っているんです。






わさびは収穫されるまで2年ほどかかります。ここで栽培される3~6種類のわさびは、それぞれ味や香り、甘み、辛みのバランスに特徴があり、長野県などで収穫されるものにも引けを取らない高い品質のわさびが栽培されています。育ったわさびは園内の直売所で販売される他、飲食店にも卸しているそうですよ。








直売所では収穫された新鮮なわさび、わさびを使った商品やグッズがずらりと並んでいます。こちらでぜひ食べてみてほしいのが「わさびソフト」と「生わさび丼」、そして「わさびコロッケ」!





生わさび丼は、おろしたての生わさびをのせた、熱々のご飯にかつお節と刻みのりをトッピング。お醤油をかけて、わさびをまぶしながら食べるのが筆者のお気に入り。一度にほおばるとむせちゃうのでわさびを少しずつまぶしながら味わってくださいね。





わさびの葉と茎が入っているコロッケはおやつ感覚で!手作りでサクサクのコロッケはわさびマヨネーズをつけるとさらに風味もアップ。





締めはわさび入りのソフトクリーム。わさびの風味となめらかで甘いソフトクリームがマッチしてgood!皆さんにもぜひ味わっていただきたいです。





 お土産には、わさび塩やわさびドレッシング、わさびマヨネーズ、漬物、チーズ、のり、おかき等々、わさび羊羹やわさびアイスなども人気。アイテムは30種類以上あるので、お好みのものを探して楽しんでくださいね。



店舗情報
店名

日本海石地わさび園

住所 柏崎市西山町大崎1788-6
TEL 0257-47-7028
営業時間 10時〜16時(7月〜9月は17時まで営業)
月曜
  *バーベキューコーナー(夏季限定・要予約)
*ニジマス釣り堀(土・日・祝のみ、現在休業中)
(*お問い合わせ:土佐工務店 TEL0257-47-2552)

この記事を書いた人

地元女性ライター

地元柏崎在住のライターが、毎月旬のお薦めのかしわざきを紹介します。

食べる・遊ぶ・出かけるのスポットを、地元の目線で深掘りします。

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