先週、柏崎刈羽原子力発電再稼働に関する懇談会 というのに参加してきました! 前半市長がカクカクシカジカご丁寧に説明し、 後半質疑応答のコーナーでヒートアップする。 簡単に振り返るとこんな感じの会でした。 日本で発電してる電気、 火力、水力、風力、太陽光、原子力など、 火力発電が約70％ 太陽光が約10％ 水力7.7％ 原子力5.3％ なんですって!(2022年) 住んでる土地柄か原子力って意外と少ないんだな〜という印象でした! 無関心なつもりは無かったのですが、知らなかった。 原子力以外で充分賄えてるのに、どうして原発再稼働の話が出て、さらには賛成反対で分断が生まれるんだろうかって思いますよね。 反対する意見としては危険性についての不安。 311の事を思うと当然ですし、 原発の近くに住んでるので身に沁みてわかります。 原発を再稼働すると経済がなんちゃら という話は良く聞くと思うのですが、 説明会に参加するまでは、その経済効果というのが全く想像できなかったんです。 以前は原発が動いて、働く人が増えて人口増加に繋がって街の活性化という事は理解してたけど、それで柏崎が潤うかは一部の人の話だろうなという考えでした。 あと、各家庭へ毎年給付されるお金。 説明会参加を機会に色々調べてみたら、柏崎市には結構な額のお金が入ってきてたんですね。 各家庭への給付金じゃなくて市への交付金。 年間約22億円が国から交付されてる事がわかりました。 (にも関わらずあんまり活気付いてないと思う、、) というところまでが、柏崎を考えた経済効果でして、 再稼働に向かう訳は、福島原発の廃炉、事故の損害賠償のお金を捻出する為というのが伺えました。 これって知ってる人は知ってるんですよね(^_^;) 自分は無知だから知らなかったし、考えなかった。 ●火力発電だと発電する費用がかかって(原材料高騰も追い打ち)あまり儲からない。 ●原子力発電だとコスト安く済むので、儲かる。 福島の原発事故の賠償と廃炉にかかる費用21.5兆円を捻出する為に原子力発電所を動かしましょうというのが、今の世の中の流れ、でした。 原発事故の尻拭いに原発。 以上がこの懇談会を通して、坂井が理解した事です。 この会に出るまでは、電力足りてるんだから、再稼働しなくていいんじゃないの!?と考えていました。 色んな都合がある訳ですね。 はい。 原発で働く人がどうとか、全くなくて、感謝の気持ちでいっぱいです! もっと深く書きたいですけど、この辺りで。 詳しくは4月6日土曜日15:00〜cafeconfineで集まりを開催しますので、その時にお伝えできればと思います。 原発がもしもの時、何に気を付ければいいのか。 安定ヨウ素剤、ちょっと不安だ!! なんて考えてる人は是非ご参加ください! ここまで来て、 ようやく 写真の本について 触れるのですが、 そもそも発電所が必要な理由が 電気を作る為。 であれば、電気の使用量を減らしていこうよ! って議論がもっと生まれてきてほしいなと思っています。 資源が枯渇すると言われてるんだから、未来の人たちの為にも早急に! 節電、じゃなくて、そもそもそもそもだよ! 環境破壊が騒がれてるのに、経済発展は止まらない。 物資主義で、次々と物を作って捨てて、働いて働いて、また働いて、ちょっと休んで働いて働いて働いて働いて働いて、、幸せですか? とっくに限界は過ぎてるの、感じてますよね。 これまでの文明は終わって次の文明に移行しなくちゃいけないんだよ。 と、思ってたモヤモヤを揉みほぐしてくれる本でした。 2013年発売。 文明の移行については、コロナ騒動をキッカケに更に深く考えるようになりました。 電気が無い暮らし、別の言い方をすると電気に支配されない暮らし。 江戸時代までできてたんだから!! その頃にまで時代を遡る必要はないけど、 良いバランスで自然と共生できる暮らしができたらなと思っています。